入門RSS(ISBN4-8399-1649-7)の2〜6章(終)を読んだ
「2章 RSSフィードの発信」(P45-)
世間のBlogサービスとBlogツールのRSSがどうなってるのかについての紹介。
をhead部に挿入することで、ブログツール等がRSSフィードを検出してくれるのだが、
これにわざわざ"RSS Autodiscovery"という名前がついているということを今知った。
pingサーバについても説明があったが、pingってどんな仕組みなのか書いておいて欲しかった。
結構多くの人がpingとTrackBackを混同してるように思うので。
「3章 RSSフィードの受信」(P65-)
主要なRSSリーダーの説明。RSSリーダーは既に使っているので軽く読んだだけ。
OPMLの説明がかなり薄いのが気になる。あとで補足してくれないかなー。
RSSフィードの説明のように、OPMLの構造について紹介があると良かった。
「4章 RSSフィードのブラウザでの表示」(P91-)
「4.1 XSLTの利用」は勉強になった。そんな簡単にRSSフィードの表示を規定できるのか。
神崎正英さんのFOAFがブラウザから整形されて見られるのは
XSLが次のようにちゃんと規定されてるからか。
<?xml-stylesheet href="./foaf.xsl" type="text/xsl" media="screen"?>
「5章 RSSに関連するプログラム」(P106-)
ActivePerlってWindows用のソフト?ppmってCPANみたいなもん?
と思ってちょっとしらべたら、ppmはActivePerl専用のモジュールインストールツールで
CPANににてるけどちょっとチガウみたい。役割はモジュールのインストールでまぁ同じっぽい。
XML::RSSLite、XML::RSS、LWP等々Perlのモジュールを使ったRSS関連プログラムについての記述。
XMLRPCモジュールを使ったpingサーバへの通知プログラムとかもあった。
ここは後でいろいろ参照する資料として使えるところですね。
「6章 RSS周辺の話題」(P155-)
「6.1 Atom」(P156-)
おお、Atom出てきた!
satolog: もう XML 言語を開発するなで紹介されてた
5 大主力言語(XHTML、DocBook、ODF、UBL、Atom)のうち、本書を読む主目的です。
・当初EchoとよばれてたがAtomになった。
・現在の最新はAtom0.3
・Atom0.3はRDFに基づいていない
・RSSで問題になるフィード中のHTMLタグの処理が規定されてる?
・RSSでは不足しているAPIが充実している。
・Atomフォーマットでは"Content"、"Person"、"Date"、"Link"の4つのコンストラクトがある。
・コンストラクト?!は共通の構造を持つ要素のクラス(構造体)のことだそうです。なんだか分からなくなってきた。
・Personコンストラクト人の情報を指定する。"name"、"email"、"url"という3つの要素を持つ。"name"以外は省略可。Autherはここに属する
・Contentコンストラクトはコンテンツ指定する。メディアタイプを指定しない限りプレーンテキストのみ
・Dateコンストラクトは日付を指定する。やっぱりW3CDTFの時刻表記(YYYY-MM-DDThh:mm:ss+TZ)
・LinkコンストラクトはURLとリンク記述形式を指定する。"rel"、"type"、"href"、"title"の4つの要素を持つ。
・AtomでもAtom Discoveryがあって下記をhead部に記述する。