Google Chart API使用感

Developer's Guide - Google Chart API - Google Code
http://code.google.com/apis/chart/
が公開されて、いろいろ反響を呼んでいますね。

私もちょっとだけ使ってみました。
http://yukke.sub.jp/ff11/etc/skill.php?etcset=max

気になった点がいくつか

  • グラフのサイズによってある程度丸めが発生しているようです。
  • キャンパスサイズが指定できるのが、その領域内にタイトル、軸、系列などが描画され、グラフ部分のサイズ指定が出来ない。
  • 渡せるデータの長さに制限がある。
  • 予想通り日本語のデータが扱えない
  • 一部の特殊文字も扱えない(エスケープする方法があるのかもしれませんが。分からない)
  • (12/26追記)UTF-8でURLエンコードすれば日本語も通るらしい

理解したこといくつか(LineChartとSchetterPlotだけ)

  • cht=lcではchdで一定間隔のデータを渡す。
  • cht=lxyではchdでy軸データ,x軸データのようにデータを渡す。このときchmで系列毎のプロット情報を設定できる。
    • x,y|x,yのように記述するのではなく、xxxxxx,yyyyyy,xxxxx,yyyyyのように系列毎にまとめて指定するので注意
  • cht=sでは散布図を描画するが、x軸データ,y軸データ,z軸(値の大きさ)を渡す。このときchmで系列毎のプロット情報を設定出来る。
  • chmは 種類,色,系列番号,,描画サイズ(px)
    • data pointには先頭を0番目として何番目の点かを指定する。(-1)を指定すると全ての点に適応される。
    • lxyで指定した場合、chlsで線を消せば散布図と同じになる
    • cht=sの場合は系列、data pointの指定は関係ないように見える。
    • このdata pointの指定の仕方が一部散布図の場合なんか特殊な感じ。よくわからん。(あれ理解してないことじゃんこれ)
  • Developer's Guideのchmの最初のサンプルは横軸に種類が入っているがちょっと間違ってるので注意。
  • Developer's Guideの画像は全部Google Chart APIで描画されているのでURLを見るとどうやるべきなのか分かりやすい。

とりあえず簡単に作りたい場合はありがたいんだけど、痒いところに手が届きそうで届かない。
ついでにグラフ化してみるかという場合に使ってみるのが良さそうです。

厳密なグラフを描画したい場合には、これを利用した方がいいかもしれない。
DrawingCanvas.js 0.03 公開: Days on the Moon
http://nanto.asablo.jp/blog/2005/10/12/105647